2年越し

今日は私がお世話になっていた先生の1人、齋藤芽生教授に会いに、久しぶりに技法材料研究室まで遊びに行きました。

修了した年の2020年はちょうどコロナが猛威を振るい始めた時期で、卒業式や研究室の送別会は中止になってしまい

先生達に絵をプレゼントしようとほのかに思うだけで実行に移せなくて大学を出ました。

落ち着いたら修了作品の1枚をプレゼントするつもりでしたが、時間の経過であげたい作品も変わってきました。

2年越しの今日渡せました。

修了してから1年後に描いた絵です。

先生もとても喜んでくれたのでほっとしました〜

好きな場所

丸、三角、四角の色紙を組み合わせて絵にしよう、というタングラムのレッスンがありました。幼児教育でよく取り入れられる教材だそうです。

その日担当にあたった女の子は、クマさんと猫さんが描きたい、と言いました。

まず大きめの四角い折り紙をわたして、この四角から好きな色を選んで、クマさんの体にしよう、色んな色で組み合わせたら、クマさんおしゃれになるんじゃないかな?と言いました。

全部同じ茶色で貼りたい、体を四角で貼るのはいやだからこれは切って形を変える、と言いました。

形は、みんな丸と三角と四角で作るって決まってるから、ここにある形だけで作れないかな。四角がだめなら、丸はどう?たくさん色があるから、茶色に合いそうな、他の色も使ってみようよ。

丸も、芋虫みたいになって変だよ。茶色に合う色は茶色だよ。

うーん、お鼻の色だけ変えてみたらどうかな?

同じ茶色がいい。

おぉぉ、なかなか芯の強い子です。

ですが、色の合わせ方や、定められた形で組み合わせを考え、作ってもらいたいという気持ちがありました。

子供は黙々と一人で決め色紙を取って、四角の角を折ったり切って、加工し始めました。

○○ちゃんわかった、○○ちゃんがそうしたいなそうしよう。今のクマさんもとっても素敵だけど、違う色でポケットとか付けたら、もっとかわいくなるんじゃないかな?

なんとかクマさんに黄緑の丸いポケットをふたつ、付けてくれました。

 

 

 

今朝は仕事へ行く前に胡粉地をのせる作業をしました。

膠をあっためて溶かしたものと大量の胡粉をボールに入れて、ヘラでしっかり混ぜ、スキージーですくってパネルにのせています。

この作業だけで、手や床のマットが胡粉まみれ。。

曇天だったので薄暗い中で作業したのですが、この作業のおかげで気持ちが落ち着き、眠気も消えました。

なんだか急に冷えますね。こんなに寒暖差が激しいと、身体がびっくりして体調を崩してしまう人も出てくるんじゃないかと思います。こんなに寒いのに、今朝は蚊が寝室に入ってきて、羽音で早朝から目が覚めたので、日記の時間が作れました。

最近は新しく絵を描くために、画材をたくさん買い込んだり、学生時代に失敗した絵や長年放置されて行き場のなかった古い作品たちを引っ張り出して、パネルや木枠から絵を取り外す作業をしています。当時から下地を作っていたのですが、水やお湯でしばらく浸けてうるかすまでしないとなかなかくっついて取れないので、パレットナイフを使ってフライパンのコゲのごとく、ひたすらこそぎ落とします。大変地味すぎる作業で疲れました。

そこからまた新しい麻生地を貼り付け、下地を作る…という段階なので、まだまだ先が見えていません。

写真は、最近発注した楕円形のパネルに麻生地をつけて一日乾燥させたものです。

 

 

今年の春から絵画教室に勤務しています。

先日は、あやつり人形を作る指導にあたりました。

これが、頭のてっぺんと左右の手に一本ずつ紐を付け、紐をアイスバーの棒につなげてできるのですが、

ウサギの顔とドレスの胴体を作れたところまできたので、手足の色は何色がいいかな、ここから合いそうな色選んでごらん、と伝えると、子供は「手足をつけたくない」と言いました。

虚をつかれた反面、その気持ちも分からなくもないなとも思って、うーん……(´・_・`)と困っていたら、渋々選んでくれました。

先日作ったキャンバスに着彩中です。

冬の展示に向けて制作しております。

 

 

祝日で休みがとれたので、友人のお誘いでコンサートへ行った帰りに、代々木公園でお散歩してました。全然知らなかったのですが、樹木がたくさん立ち並んでて敷地も広くてサイクリングコースがあったり屋台まであるんですね。うちの鳥たちが遊ぶのできれいな松ぼっくりとどんぐりを探しながら帰りました。

また紅葉の時期に行こうと思います🍁