久しぶりに町田市立国際版画美術館へ寄ったら、長谷川潔という銅版画家の展示をやっていた。閉館ぎりぎりに入ってしまったので後半はゆっくり観られなかった。思ってたより作品がいっぱいあるので焦った。(あとから調べたら全部で165点あった。)暗闇にぽっと浮かび上がるように静物を描いている絵が印象に残った。昔使ってた画材に、黒がとても濃くて消しづらい、重ねると落ちずにどんどん定着する練り木炭があって、画面の中で使う場所にえらく失敗した時の、あ。という気持ちを思い出した。それぐらいの深い黒を大胆に構成してる作品がたくさん並んでた。